お役立ち情報
2020.11.02
消火器の廃棄処分方法一覧!処分費用相場は2000円です。
消火器の処分は当社にご連絡ください!!
【目次】
1. 消火器の耐用年数と取り替えの義務
2. 消火器の処分に困ったら?処分方法をご紹介します!
3. 消火器の処分を無料でしてくれるところはある?
1. 消火器の耐用年数と取り替えの義務
一般的な消火器の耐用年数は製造年から8~10年です。製造年は本体ラベルに刻印されておりますのでご確認下さい。
10年経った消火器は圧力試験が義務づけられます。
事業所では消火器設置義務のある事業所がほとんどです。
設置してあっても10年以上放置していれば、消火器として認められない状態になっている場合があります。
形式失効として告示された消火器は、消火器ではなくなってしまいますので、ご注意ください。
事業所には点検義務もありますので、年2回の点検は必ず行いましょう。
全国消防点検.comでは消防設備等点検を消防設備点検から行政への報告まで、国家資格を有するスタッフが責任を持って実施・代行しています。有識者の必要な消防設備等点検は、全国消防点検.comまでお問い合わせください。
2. 消火器の処分に困ったら?処分方法をご紹介します!
リサイクル
①リサイクルシールを確認する。
廃棄処分にはリサイクルシールが必要です。
2010年以降に製造された消火器には下の画像のようにリサイクルシールが貼られています。
2009年以前の消火器にはリサイクルシールが貼付されていません。
リサイクルシールが貼られていない消火器は既販品用のシールを購入し消火器に貼る必要があります。
リサイクルシールは特定窓口または指定引取場所、ホームセンターなどで購入することが出来ます。
リサイクルシールの料金相場は550円から600円ほどですが、場所によって異なりますのでそれぞれの窓口にお問い合わせください。
②引取方法を決める。
主に二つあります。
1.「特定窓口」に引き取りを依頼する。
特定窓口は「消火器の販売代理店」や「防災・防犯事業者」を中心に担っており、全国に約5,200ヵ所あります。
2.「特定窓口」または「指定引取場所」に直接持ち込む。
指定引取場所は「消火器メーカー営業所」や「廃棄物処理業者」が担っており、全国に約210ヵ所あります。
消火器のリサイクルの費用相場
特定窓口:小型のもので800円から2,000円程度 指定引取場所:リサイクルシールの貼ってある消火器は無料 不用品回収業者:小型のもので1本あたり2,000円程度、大型のものになれば3,000円程度 |
消防署
消防署で廃棄等はできません。
不用になった消火器については、廃棄処理を行っている事業者に廃棄処理を依頼するようにしましょう。
また、消防署から消火器の交換や販売・点検にくることもありませんので、怪しい訪問販売には注意が必要です。
詳しくはこちら▶︎悪質な消火器の訪問販売にご注意を!
地域の指定廃棄方法
消火器は不燃ごみや粗大ごみとして処分することはできません。
自治体のゴミ収集所で廃棄することはできないので、指定引取場所などで適切に処理する必要があります。
消火器の指定引取場所は日本全国にあります。
事前に連絡がなく持ち込まれた場合は、引き取り対応ができないことがありますので、個別の回収・持ち込みの際は、必ず事前に各窓口へお問い合わせください。
3. 消火器の処分を無料でしてくれるところはある?
リサイクルシールの貼ってある消火器は指定引取場所に持ち込んだ場合、無料で引き取ってもらえます。
また、ホームセンターで新しい消火器を購入する場合に限り、無料で下取りしてもらえる場合もあります。
下取りに出せるかどうかは各販売店舗によって異なりますので、事前に確認が必要です。
手続きがよくわからない・・・危険性が不安・・・全国消防点検.comにお問い合わせください!
消火器の処分はきちんとした方法を取らなければ爆発などの危険も伴います。
またその方法も知らなければなかなか難しいものです。
悪質な消火器の訪問販売が横行しているという話も耳にしますので、消火器や消防点検に関する正しい知識を持っておくことは大切といえます。
全国消防点検.comでは消火器をはじめとした消防設備等点検を消防設備点検から行政への報告まで、国家資格を有するスタッフが責任を持って実施・代行しています。
消火器をはじめとした消防設備等点検は、全国消防点検.comまでお気軽にお問い合わせください。