消防点検コラム

消防法

2023.02.22

海外の消火栓と日本の消火栓の違いとは?

日本では、道路や公園など様々な場所に設置された消火栓をよく見かけます。

しかし、海外の消火栓には日本のものとは違うものがあります。

海外では、特殊なデザインや機能を持った消火栓が使用されています。

今回は、海外の消火栓と日本の消火栓の違いについて見ていきましょう。

海外の消火栓設備と日本の消火栓設備の違い

消火栓は、火災の際に消火活動に欠かせない重要な装置です。

しかし、国によって形状や仕組みが異なる場合があります。

その理由は、気候や文化、地域の特性などによるものです。

例えば、日本では災害時に水道管の逆流を防止する必要があるため、吐水栓の設置位置や仕組みに注意が払われています。

また、アメリカの一部地域では、住宅の消火活動を住民が自主的に行うことが多く、そのための消火栓も設置されています。

国ごとに異なる消火栓の形状や仕組みには、それぞれの国の環境や文化が反映されています。

消火栓の役割や使い方は共通していますが、異なる国の消火栓を比較することで、その国の特徴や文化を知ることができます。

設置場所について

消火栓は世界中で火災を消火するための重要なツールですが、その設置方法が国によって異なることをご存知でしょうか。

日本では消火栓は地下に設置されていることが多いですが、アメリカなどでは地上に設置されていることがほとんどです。

地上に設置されている理由

この違いの理由のひとつに、気候があります。

アメリカの寒冷地では、地上の消火栓の方が冬場のアクセスやメンテナンスがしやすいのです。

もう一つの違いは、使用する消火栓の種類です。

アメリカでは、気候や条件によってドライバレル式消火栓とウェットバレル式消火栓の2種類が一般的です。

しかし、日本では大きく見ると1種類の消火栓が使用されています。

しかし、消火栓の目的は世界共通で、消火に必要な水を確保し、人々の安全を守ることです。

地上であれ地下であれ、日本であれ外国であれ、消火栓は地域の安全を守るために重要な役割を担っているのです。

消火栓は街のインフラとして欠かせないものであり、火災発生時にはその位置が重要になります。

しかし、消火栓の設置場所は国によって大きく異なることがあります。

まず、消火栓の目的を理解することが大切です。

消火栓とは、消防士が消火のために水を利用するために、加圧された水源に接続された装置のことです。

多くの国では、消火栓は道路脇に設置されており、一部の国では黄色の「H」の標識が目印となって地下に埋設されていることもあります。

日本の消火栓の特徴

日本では、消火栓は通常地下に設置され、舗装に溶け込むようにマンホールがついています。

日本の消火栓は、多くが地下に設置されており、上部には水栓が見当たりません。

日本の消火栓では、消火栓の蓋を開けると開閉栓や吐出口があるので、スタンドパイプを操作したり、ノズルを接続したりして使用することができます。

地下にあるため、日本の消火栓は、雪や自転車などによる障害のリスクが低く、美観も保たれています。

日本では、大きな建物の外壁などに器具格納式消火栓と呼ばれる屋外消火栓が設置されている場合もあります。

建物の中に設置されている屋内型消火設備と見た目も似ていて、操作方法も同一です。

海外の消火栓の特徴

一方、米国をはじめとする多くの国では、消火栓は地上に設置されています。

この消火栓は道路沿いに設置されていることが多く、一般的には下部に小さなバルブがあり、上部には水栓が備えられていて大きく丸い、1つ以上の出口があります。

映画でもよく見かける、まちなかの赤くヒザ下程度の柱状のものです。

水栓を開いて水を出すためには、ホースを接続する必要があります。

また、道路1kmあたりに設置されている消火栓の数も大きな違いです。

日本では、海外に比べて消火栓の位置がかなり近いんです。

消火栓は半径40mの円で建物各部を覆うことが出来るように配置する必要があります。

また、海外の消火栓は日本とは異なるデザインであることが多いです。

米国では、ドライバレル型とウェットバレル型の2種類の消火栓が一般的に使用されています。

ドライバレルは寒冷地仕様で、使用後は凍結防止のため水を抜いておきますが、ウェットバレルは常に水を入れたままにしておきます。

これらの消火栓は通常、鮮やかな赤色で塗装されており、上部には水流量を示す色分けがされていることもあるんです。

このように、消火栓の用途は世界共通ですが、その設置方法は国によって大きく異なります。

日本では、消火栓は地下に設置され、間隔も狭いのが一般的です。

一方、海外では地上式消火栓が多く、間隔も広く、気候や水量に応じて設計された異なるタイプの消火栓が設置されている場合もあります。

見た目の違い

消火栓は、緊急時に消防士に水を供給する、消火活動には欠かせない道具です。

消火栓の基本的な機能は世界共通だが、国によってそのデザインや使い方に違いがあります。

ここでは、海外と日本の消火栓のみための違いを検証し、それぞれの特徴をご紹介します。

地上にあるのか地下にあるのか

海外の消火栓

海外の消火栓は、通常、地上に設置されています。

地上にある理由は、消防車の出動がしやすいように道路や道端に設置されていることが多いためです。

また、消火栓は大型で目立つため、視認性を高めるために明るい色に塗られていることが多いです。

また、国によっては、自動車などによる破損を防ぐために、消火栓に保護カバーを付けているところもあります。

上部には、蓋がついており、蓋を開けることで内部に水が溜まっていることが確認できます。

水栓は、柱の上部に取り付けられており、ホースを接続することで放水ができます。

日本の消火栓

日本では工場や学校、病院などの建物の敷地内に設置されているのが一般的です。

これは、建物の中で火災が発生したときに、すぐに水を使えるようにするためです。

大きな建物の外壁などに埋め込まれている消火栓は器具格納式消火栓と呼ばれています。

こちらは表示灯や発信機以外の色は自由に決められるので、外壁と同じような色で塗装されていることも多いです。

歩道やその他道路には、豪雪地帯などを除く多くの場所で地下に設置されているため、見た目が全く異なります。

地面に小さな蓋が設置されているだけで、それ以外には何も見えません。

蓋を開けると開閉栓や吐出口があるので、スタンドパイプを操作したり、ノズルを接続したりして使用することができます。

海外の消火栓は目立つ赤い柱があるのに対し、日本の消火栓は地下に隠れているため、その存在を知らない人も多いかもしれません。

日本の消火栓は、美観を損なわず、路上の歩行者や自転車などによる妨害のリスクも少なく、効果的な消火活動につながっています。

 

日本の消火栓の大きなメリットは、建物の近くに設置されていることです。

そのため、火災発生時に素早く水を届けることができ、延焼を防いで被害を最小限に抑えることができます。

 

消火栓の種類の紹介

消火に欠かせない消火栓は、国によってさまざまな種類やスタイルがあります。

アメリカでは、消火栓は一般的に道路に設置され、一目でわかるように鮮やかな色をしています。

アメリカでは、ドライバレル式消火栓とウェットバレル式消火栓の2種類が一般的です。

見た目は似ていますが、それぞれ特徴や機能が異なります。

ドライバレル式

ドライバレル式は、寒冷地での使用を想定して設計されています。

凍結を防ぐために使用後に水を抜くため、「ドライ」式消火栓と呼ばれています。

この消火栓は、地下にあるバルブで水流を制御しています。

消防士がホースを給水栓に接続すると、バルブが開き、ホースを通して水が流れるようになります。

ドライバレル式消火栓は、冬季に気温が氷点下まで下がる地域に多く設置されています。

ウェットバレル式

一方、ウェットバレル式消火栓は、温暖な気候の地域で使用されるように設計されています。

常に水で満たされているため、「ウェット」と呼ばれています。

この消火栓は、地上にあるバルブで水流をコントロールします。

消防士がホースを給水栓に接続すると、バルブが開き、ホースを通して水が流れるようになります。

ウェットバレル式消火栓は、冬季に気温が氷点下まで下がらない地域に設置されるのが一般的です。

ドライバレル式消火栓とウェットバレル式消火栓では、それぞれ長所と短所があります。

ドライバレル式消火栓は凍結しにくいので寒冷地での使用に向いていますが、漏水しやすくメンテナンスが必要です。

一方、ウェットバレル式消火栓は、常に水が満たされているため温暖な地域での使用に適していますが、凍結しやすく、氷点下となる地域ではメンテナンスが必要になることもあります。

ヨーロッパでも、アメリカと同じようにドライバレル式消火栓とウェットバレル式消火栓が一般的ですが、一部の国では完全に地下に消火栓が埋設され、色の付いた標識や金属のプレートで位置がわかるようになっています。

 

一方、日本には「地下式消火栓」と呼ばれる、地下に設置され、地上の消火栓箱に、必要なホースや設備がまとまっている消火栓があります。

道路沿いに設置されるのが一般的で、緊急時に見つけやすいように他のマンホールと見分けがつくように「消火栓」などと書いてあります。

 

このように、各国の消火栓の種類は、その国の規制や気候などによってさまざまです。

まとめ

今回は、海外の消火栓と日本の消火栓の違いについて説明しました。

消火栓の基本的な機能は世界共通だが、国によって設計や使い方に違いがある。

海外の消火栓は、日本の消火栓と比べて形や種類が異なり、地域によっても違いがあります。

また、消火栓がどのように使われるかも国によって異なります。

一方、日本の消火栓は、非常に信頼性が高く、火災現場で消火作業を行う際に頻繁に使用されます。

このように、国によって消火栓には違いがあり、それぞれの国の特性に合わせた機能が備わっています。地域によって異なることを理解し、火災予防に役立てていただければ幸いです。

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