消防点検コラム

【全国火災予防運動】日本全体の火災を減らすために

「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」

こんにちは!日本全国の消防点検・施工を行っております、全国消防点検.comです!

皆様は「全国火災予防運動」をご存じでしょうか?「秋季全国火災予防運動」が2019年 11 月9日から 15 日までの7日間の日程で実施されます🔥

この運動は、火災が発生しやすい時季を前に、火災の予防意識を高めることで火災の発生を防ぐことを目的にしています。特に高齢者を中心とする死者の発生を防ぐことや家や家財の消失による財産の損失を防ぐことが狙いです👴

総務省消防庁>消防の役割>火災予防等>火災予防

「全国火災予防運動」より

https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/prevention001.html

重点目標

住宅防災対策の推進
乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進
放火火災防止対策の推進
特定防火対象物等における防火安全対策の徹底
製品火災の発生防止に向けた取組の推進
多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底

具体的には・・・(・・?

住宅防火対策の推進」として

住宅用火災警報器の設置の徹底、
適切な維持管理の必要性・方法等の具体的な広報
経年劣化した住宅用火災警報器の交換の推進

ということになります。適切に住宅用火災警報器を設置しましょう!ということですね👩‍🚒

その他ではキッチン周りへの住宅用消火器設置も有効かと思います。追って解説しますね。その際は悪質な消火器訪問販売業者にご注意を!🚨

また、意外と忘れがちな消火器の正しい使い方のおさらいもいかがでしょうか?

話を戻しまして、上記の「住宅用火災警報器の設置の徹底」に個人宅でも必要なの?と思った方はいませんか?実は、住宅用火災警報器は設置が消防法で義務付けられています⚠

また、

住宅用火災警報器は設置して約10年が交換の目安です。

おうちを建ててから一度も気にしたことがなかった方はこれを機に『住宅用火災警報器のバッテリー寿命』をチェック項目の1つにしてみてください!まだおうちに着けていない方は設置をお願い致します!!ワイヤレス連動型がお勧めです。

住宅用消火器を始めとした住宅用防災機器等の普及促進

まだまだ設置されている方は少ないと思われている?「住宅用消火器」ですが、2016年に消火器工業会が「家庭内の消火器の保有実態に関する全国調査」をしたところ、一戸建て・長屋建てのご家庭の消火器保有率は約41%との結果がでました。半数ほどのご家庭に消火器があるんですねー!🧯

参考:https://www.jfema.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/pressrelease_20160830.pdf

しかし残念なことに、一般家庭のおよそ4戸に1戸は使えない不要消火器を保有しており、廃棄してない理由は「どのように廃棄すればよいかわからない」が最多の約58%でした。

もし、廃棄の方法がわからない場合は弊社に相談はもちろん、他にも

「消火器リサイクル推進センター」https://www.ferpc.jp/のリサイクル窓口検索か

電話:03-5829-6773(平日9:00-17:00/12:00-13:00を除く)でお近くの特定窓口がご確認できます。

弊社へのお問い合わせはコチラ↓から

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期限切れの消火器は破裂して重大な事故につながる可能性がありますので、早急にご対応をお願い致します🥺

たばこ火災に係る注意喚起広報の実施

度々コラムで取り上げられている火災の出火原因ですが平成30年版 消防白書によると、平成29年中の出火件数のうち主な出火原因別の第1位が「たばこ」の3,712件となっています。また「たばこ」による火災の62.5%は不適当な場所への放置によるものです。

「消したつもりが消えていない」
「消えたタバコの熱から出火」
「寝たばこによる出火」

など、微小火源火災と言われており、無炎継続燃焼をした後に発炎現象に至ります。つまり…

消えていると思っていても火が消えていない

という原因で出火しているのです🔥

微小火源は成長していく段階で大量の煙を発生させるため、

住宅用火災警報器の設置が早期発見、被害の軽減に非常に有効

この様な火災を最小限にするためにも、住宅用火災警報器の設置は義務付けられているのですね!

防炎品の周知及び普及促進

ご存じでしょうか?消防法では、下記のような施設やマンションで使用するカーテンやじゅうたん等の防炎対象物品は一定性能を持つ防炎物品の使用が義務付けられています。

百貨店、飲食店、旅館、地下街などの不特定多数の人が出入りする施設病院
福祉施設、保育所など
容易に避難できない方が利用する施設高さ31m(おおむね10階建て以上)を超える高層建築物

防炎対象物品とは、

カーテン、布製のブラインド、暗幕、じゅうたん等、展示用の合板、どん帳その他舞台において使用する幕及び舞台において使用する大道具用の合並びに工事用シート

のことで、認定を受けた防炎マークのついた物品の使用が必要なんですね。10階以上にお住いの皆様、気をつけましょう!今一度お使いのカーテンなどをチェックしてみてはいかがでしょうか?☑

消防団、女性(婦人)防火クラブ及び自主防災組織等と連携した広報・普及啓発活動の推進

消防団をご存じでしょうか?他にも、家庭での火災予防の知識 の習得、地域全体の防火意識の高揚などを目的に地域で 活動している組織として女性(婦人)防火クラブがあります🚒

https://www.fdma.go.jp/relocation/syobodan/

地域の実情に即した広報の推進

地域によって、火災の原因やタイプが違うこともあるため自分たちのエリアに合った対策を行うことが大切です。今回の火災予防運動ではどのような情報が発信されるか我々も注目したいと思います👨‍🏫

高齢者等の要配慮者の把握や安全対策に重点を置いた死者発生防止対策の推進

火災を発生させないことはもちろんですが、万が一の時も死者を発生させないことが一番大切です。高齢者の多い時代にどのように安全対策をしていくのか、これを機に一人でも多くの方に興味をもってもらい意識していくことで、

いざと言う時に被害を最小限に留めることができる

と信じております。備えあれば患いなしです!防災意識を高めることで日本全体の火災が減少すると信じております。

※ちなみに、要配慮者とは、災害対策基本法の規定により「高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する者」と定義されている(災害対策基本法第8条第2項第 15号)。「その他の特に配慮を要する者」とは、妊産婦、傷病者、難病患者等 が想定され、日本語を十分理解できない外国人も情報受伝達に配慮が必要な場合が多いです。

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