消防点検コラム

Xデーは12月31日!?旧規格消火器は交換まであと2ヶ月!

1999年、空から恐怖の大魔王が・・・なんてノストラダムスの予言を始め、
様々なXデーを乗り越えてきた私達。

しかし、今年の12月31日。
恐怖の大魔王なんかよりもっともっと身近なXデーが迫っているんです。

消火器の交換期限が迫ってる!

私達にとってもっとも身近な消防設備である「消火器」。
消防法に則って、至るところに設置されていますよね。

実はこの消火器が、2011年1月1日に行われた法改正により、
(消火器の技術上の規格を定める省令の一部を改正する省令)
既に型式が失効してしまった旧規格消火器は今年の12月31日までしか継続で設置出来ません、と定められているんです。

適応火災のマークが文字で表示されている消火器や、
「設計標準使用期限」が記載されていない旧規格の消火器を交換しなければいけません。

うちは大丈夫?旧規格見分け方虎の巻!

とはいえ、消火器なんてしょっちゅう触るものでもないし、
いつ設置したのかもわからない・・・という方も多いのではないでしょうか。

実は旧規格消火器は簡単に見分けられるんです!

製造年月日に注目!

製造年月日が2012年以降になっているものは新規格消火器。
2011年以前に製造されたものが対象となります。

適応火災の表示

この消火器がどんな火災に使えるのかを示している適応火災の表示。
旧規格消火器はこの表示が文字になっています。
この適応火災の表示が以下のようにイラストで表示されていれば新規格消火器です。

東京消防庁HPより引用

そもそも消火器の寿命って?

留守中の点検

前項で製造年月日についてお話しましたが、
そもそも消火器って製造から何年使えるかご存知ですか?

つやつやしたボディが何となく新しく見える消火器でも、
長期間設置している間に経年劣化や不具合が生じることがあります。
そのため、メーカーでは業務用消火器の設計標準使用期限を10年とし、
10年を目安に交換を推奨しています。

※家庭用消火器の有効期限は5~6年です。

旧規格消火器を交換しなかったら・・・?猶予期間はあるの?

まず、猶予期間はありません
というのもこの省令が2011年1月1日に施行されて、
交換までの猶予期間として設けられた期限が2021年12月31日。
なので、この年末で交換をしなかった場合は消防法令違反となってしまいます。

また、新規格消火器だったから大丈夫!ではなく、
いざという時にきちんと使えるように定期的な点検も必要です。

※消火器の点検について詳しく知りたい方はこちら

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全国消防点検.comには有資格者が多数在籍しており、
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