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2021.10.20

誘導灯の設置基準って?種類等まるごと解説します!

“緑の人”でおなじみの誘導灯。
何かあった時にはこの明かりを頼りに避難をします。

今回は誘導灯について解説します!

“誘導灯”には実は種類がたくさん?


誘導灯とは災害や火災など、非常時を想定して設置する防災照明器具です。
誘導灯の設置は消防法で設置位置や大きさなど細かく定められていて、規定に沿って設置が必要です。

「避難口誘導灯」と「通路誘導灯」の2種類あります

実は誘導灯は2種類あります。

①避難口誘導灯

いわゆる”緑の人”の誘導灯です。
非常口と聞くとこのマークを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
避難口のドアの上などに設置されます。

②通路誘導灯

こちらは白地に緑矢印で避難口の方向を教えてくれるものです。
廊下など避難口に向かって複数設置されます。

その他にも映画館や劇場で足元を照らしている客席誘導灯、
階段でよく見かける丸い階段通路誘導灯をあわせて、
総称として誘導灯と呼ばれています。

誘導灯の区分

誘導灯には等級があり大きさによって、
A・B・C級に区分されています。

A級:大きさ40cm角、高輝度は40形、従来型は大型(40W×2)です。
B級:大きさ20cm角、
①BH形の高輝度は20A形、従来型は大形(40W×1)
②BL形の高輝度は20B形、従来型は中形(20W×2)
C級:大きさ10cm角、高輝10形、従来型は小形(10W×2)

詳細は以下の表を参照してください。

用途法令による区分設定による区分光輝度誘導灯従来の誘導灯

避難口誘導灯

     

A級A級40形大形(40W×2)
B級B級BH形20A形特殊大形(40・35・32W×1)
B級BL形20B形中形(20W×1)
C級C級10形小形(10W×1)

通路誘導灯

     

A級A級40形大形(40W×2)
B級B級BH形20A形特殊大形(40・35・32W×1)
B級BL形20B形中形(20W×1)
C級C級10形小形(10W×1)

 

設置の必要がある建物とは?

誘導灯及び誘導標識(消防法令第26条)
避難口誘導灯通路誘導灯
1劇場、映画館、演芸場又は観覧場全部全部
公会堂又は集会場
2キャバレー、カフェー、ナイトクラブその他これらに類するもの
遊技場又はダンスホール
風俗営業関連(一部除外あり)
カラオケ店その他類するもの
3待合、料理店その他類するもの
飲食店
4百貨店、マーケットその他の物品販売業を営む店舗又は展示場
5旅館、ホテル、宿泊所その他類するもの
寄宿舎、下宿又は共同住宅地階、無窓階、11階以上の部分地階、無窓階、11階以上の部分
6病院、診療所又は助産所全部全部
老人短期入所施設、養護老人ホームその他類するもの
老人デイサービスセンター、保育所その他類するもの
幼稚園又は特別支援学校
7小、中、高等学校、大学その他類するもの地階、無窓階、11階以上の部分地階、無窓階、11階以上の部分
8図書館、博物館、美術館その他類するもの
9公衆浴場のうち、蒸気浴場、熱気浴場その他類するもの全部全部
イの公衆浴場以外の公衆浴場
10車両の停車場又は船舶若しくは航空機の発着場地階、無窓階、11階以上の部分地階、無窓階、11階以上の部分
11神社、寺院、教会その他これらに類するもの
12工場又は作業場
映画スタジオ又はテレビスタジオ
13自動車車庫又は駐車場
飛行機又は回転翼航空機の格納庫
14倉庫
15全各項に該当しない事業場
16-1複合用途防火対象物のうち、その一部が(1)項~(4)項、(5)項イ、(6)項又は(9)項イを含むもの全部全部
イ以外の複合用途防火対象物地階、無窓階、11階以上の部分地階、無窓階、11階以上の部分
16-2地下街全部全部
16-3建築物の地階(16の2項に掲げるものの各階を除く。)で連続して地下道に面して設けられてものと当該地下道とを合わせたもの((1)項から(4)項まで、(5)項イ、(6)項又は(9)項イに掲げる防火対象物の用途に供される部分が存するものに限る。)

誘導灯の設置基準


設置基準は以下の通りです。

避難口誘導灯の設置場所

・屋内から直接地上へ通ずる出入口
・直通階段の出入口、避難口に通ずる廊下または通路に通ずる出入り口
・避難口に通じる廊下または通路に設置する直接手で開けられる場所

通路誘導灯の設置場所

・曲がり口
・主要な避難口に対する有効範囲内
・廊下または通路の各部分を通路誘導灯の有効範囲に包含するように設置
・通路誘導灯間の設置

となっています。
上記の場所に適切な間隔で設置が必要です。

誘導灯別の有効範囲

誘導灯は避難のための通路や出口を示すもの。
ホテル等であれば、客室から避難口となる出口までの道順がわかるように設置が必要です。

あまりにも長い間隔で表示されていると、
非常時のパニックの中では避難口にたどり着けなくなってしまいます。

普段何気なく目にしている誘導灯は種類によって
歩行距離による設置間隔が定められているんです。

イメージとしてはこんな感じになります。

避難口誘導灯の設置場所から、
避難口誘導灯の有効範囲◯m+通路誘導灯の有効範囲◯m以内に、
1つ目の通路誘導灯を設置します。

それぞれ、距離は以下の表のとおりです。
(種類によって有効範囲が異なるので注意してください)

避難口誘導灯

区分距離
避難方向を示すシンボル(矢印など)がないもの避難方向を示すシンボルがあるもの
A級60m40m
B級30m20m
C級15m

通路誘導灯

区分距離
避難方向を示すシンボル(矢印など)がないもの避難方向を示すシンボルがあるもの
A級20m
B級15m
C級10m

誘導灯の取付が免除される建物について

建物の規模等によっては誘導灯の取り付けが免除される場合もあります。

・小規模の建物(無窓階、地階を除く)
・居室のどこからでも避難口が容易に見渡せて識別できる

場合、下記の範囲内であれば誘導灯の設置が免除となります。

【避難口誘導灯】
避難階:歩行距離20m
避難階以外:歩行距離10m

【通路誘導灯】
避難階:歩行距離40m
避難階以外:歩行距離30m

※実際に免除の対象となるかは、出口までの見通しがどうなっているか、
その他所轄の消防署の意向、条例等によって判断がわかれるケースがあります。
詳細は全国消防点検.comまでお問い合わせください。

誘導灯及び誘導標識の設置、点検についてのご相談は全国消防点検 .comまで!


全国消防点検.comでは誘導灯の設置や点検のお手伝いを承っています。

「うちの建物には既についているから大丈夫・・・」

と思っている方でも、古いものだと寿命を迎えているものもあるかもしれません。
一般的に表示版部分は汚れて視認性が低下すること、
充電不良や故障が起こる可能性があることから、
おおよそ10年ほどで寿命を迎えます。(バッテリーは6年ほど)

火災や災害が発生し、停電が起こってしまった時に、
誘導灯が機能しなくなってしまうと、避難口にたどり着けず、
逃げ送れてしまう可能性が出てきます。

日頃から定期的な点検を行い、
不良箇所が見つかったら交換をしなければなりません。

とはいえ、日々が忙しく点検の調整や立ち会い等に手間暇をかけるのも難しい方ばかりです。
全国消防点検.comは、消防点検等、消防、防災に係ることや、
用途変更等建物に係ることを幅広く対応が可能です。

誘導灯だけでなく、消防点検や設備の点検などをまとめることで、
業者への訪問費用やかかっている工数の削減に貢献できるかもしれません。

まずはご相談からでも大歓迎です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。

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