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2024.08.30
風水害対策は大丈夫?どんな対策を行うべきか解説します!
皆さんは普段から風水害への対策を行っていますか?
日本は地震のみならず台風や豪雨などによる風水害が発生しやすく、常日頃から何らかの対策を行う必要性があると言えるでしょう。
台風や豪雨などはある程度到来する時期が分かるので対策しやすいかもしれませんが、思わぬ被害に遭う可能性もあります。
対策しすぎて困るということはないので、どんな対策を行えばいいのか知ることが大切です。
それでは、風水害とは何か、風水害への対策方法についてご説明しましょう。
【目次】
1. 風水害とは?
2. 風水害への対策方法
3. まとめ
1. 風水害とは?
そもそも風水害とはどんなものなのか詳しく知っている人はどのくらいいるでしょうあ。
風水害とはどんなものなのか、今一度理解しておくとどんな対策を行うべきなのかスムーズに分かるようになるでしょう。
風水害とは、一般的に強い雨や風によって発生する災害です。
大雨や強風、洪水や氾濫、高潮、波浪などをはじめとする災害は毎年のように大きな被害をもたらしているため、常日頃から対策を行う必要性があります。
大雨や強風が直接の原因で引き起こされる災害はすべて風水害扱いになるため、どんな災害が起こるのか知ることが大切です。
風水害によって起こる可能性がある災害は、以下の通りです。
・がけ崩れ
・地すべり
・土石流
・高潮による氾濫
・河川の氾濫
・堤防の決壊
・崩落による浸水
・津波
・排水機能の低下による溢水
基本的に気象情報から台風や大雨がいつ発生するのかある程度予測することはできますが、突発的に発生する集中豪雨は予測するのが難しいです。
集中豪雨によって思わぬ被害を被る可能性があることから、普段から風水害への対策を行う必要性があると言えるでしょう。
2. 風水害への対策方法
風水害への対策方法
風水害への対策方法は、以下の通りです。
・懐中電灯や携帯ラジオの準備をする
・飲料水を確保する
・非常時に貴重品などを持ち出せるようにする
・気象情報をチェックする
・ハザードマップを確認する
・窓のカーテンやシャッターを閉める
・窓ガラスを補強する
・家の周りを保全する
・不要不急の外出はしない
それでは、風水害への対策方法についてご説明しましょう。
懐中電灯や携帯ラジオの準備をする
風水害によって停電が起きる可能性があるので、事前に懐中電灯や携帯ラジオの準備をしておきましょう。
台風や洪水などの風水害が起こるとライフラインが停止する可能性があることから、停電が起こると一気に電気が使えなくなります。
停電が起こると一気に不便な生活を強いられるため、しっかり点灯する懐中電灯を用意したり、情報を手に入れるための携帯ラジオを用意したりすることが大切です。
被害状況によっては停電が長引くことも考えられるので、充電が完了しているモバイルバッテリーをいくつか用意するのも良いでしょう。
長期的に停電が解消されない事態を想定して備えることで、いざというときに困らないのがポイントです。
飲料水を確保する
電気と同じく断水によって水道も使えなくなるので、事前に飲料水を確保することが大切です。
1Lの飲料用ペットボトル水を事前に購入して備えておくのがおすすめですが、当分の摂取ができるようにスポーツドリンクのペットボトルも用意しておくと良いでしょう。
また、生活用水として湯船に水を溜めておくのもおすすめです。
ただし、こちらは雑菌が繁殖しやすいため、決して飲料水として使用しないようにしましょう。
非常時に貴重品などを持ち出せるようにする
風水害によって避難しなければならなくなったときのために、貴重品などをまとめて持ち出せるようにすることが大切です。
非常時に貴重品などを入れて持ち運べるように、専用の持ち出し袋を用意しておきましょう。
持ち出し袋に入れるおすすめのものは、以下の通りです。
・飲料水
・食料品
・現金や預金通帳などの貴重品
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・モバイルバッテリー
・ヘルメット
・マスク
・軍手
・消毒液や包帯、常備薬などの救急用品
・衣類
・下着
・タオル
・毛布
・雨具
・洗面用具
・ウェットティッシュ
・携帯トイレ
風水害はいつ収まるか分からないので、何日も自宅に帰ってこられない可能性があります。
そういった状況下でも自分たちで過ごせるように、数日分の備蓄をしておくことが大切です。
気象情報をチェックする
風水害にいつでも備えられるように、気象情報は定期的にチェックしておきましょう。
台風は8月~9月にかけて台風が頻繁に発生するので、気象情報をチェックして何日に台風が接近・上陸するのか把握することで風水害対策がやりやすくなります。
ただし、大雨や集中豪雨などは年間通して発生する可能性があるため、気象情報をチェックしていつ大雨が降るのか確認しましょう。
大雨が発生する場合は降水量がどのくらいなのか、河川が氾濫するほどなのか確認することで、事前の風水害対策がやりやすくなります。
ハザードマップを確認する
風水害に備えるためにも、自分が住んでいる地域のハザードマップを確認しましょう。
ハザードマップは土砂災害や洪水・氾濫の警戒レベルがどのくらいなのか色で表しているのが特徴です。赤い地域は危険水域、黄色は要注意、色がないところは浸水などの危険性がないと言えます。
もしも自分が住んでいる場所が赤や黄色の範囲内に入っていた場合、風水害による被害を受ける可能性があるため、さまざまな対策を行う必要性があります。
また、台風が接近した際に警報が発令されたときのために避難ルートを確認することも大切です。避難経路はともかく避難場所はハザードマップで色がない場所に建っているため、可能な限り早めに避難できるようにしておきましょう。
さらに、自宅以外に家族が頻繁に行く場所がハザードマップ上で安全区域に入っているかどうかも重要です。もしも風水害が発生すると現地で合流できない、連絡が取れない可能性があるので、お互いに安全区域を確認していつでも移動できるようにしましょう。
ハザードマップ上で赤や黄色の地域に入っていない場所に住んでいる場合は風水害の影響を受けないと思うかもしれませんが、実際は油断してはいけません。
台風が接近・上陸することで大雨や強風が発生することから、風水害対策は必須です。
事前に可能な限り対策をしていた人ほど被害を最小限に抑えられるため、十分に備えることが大切です。
窓のカーテンやシャッターを閉める
風水害対策として、窓のカーテンやシャッターを閉めることが挙げられます。
台風の接近・上陸によって強風や強風によって巻き上げられた飛来物が窓ガラスを割ってしまうことがあります。
単なる強風だけでも窓ガラスが割れる可能性があるうえに、飛来物が直撃して窓ガラスが割れてしまうと破片が室内に飛び散り、飛来物が人に直撃して大ケガをする危険性があるでしょう。
被害を最小限に抑えるためにも、台風の接近・上陸する前に窓のカーテンやシャッターを閉めることが大切です。
窓ガラスを補強する
風水害によって窓ガラスが割れることによる被害を最小限に抑えるためには、事前にカーテンやシャッターを閉めることが大切です。
しかし、単にカーテンやシャッターを閉めるだけでは、完全に窓ガラスが割れないようにすることはできません。
したがって、窓ガラスに養生テープや飛散防止フィルムを貼るのがおすすめです。
養生テープを×の形になるように貼ったり飛散防止フィルムを貼ったりすることで、窓ガラスが割れるようなことがあってもガラス片が室内に飛び散るのを防ぐことができます。
養生テープや飛散防止フィルムを貼ってからカーテンやシャッターを閉めることで、室内への被害が防げるでしょう。
また、外から板で防ぐのもおすすめです。
ただし、マンションに住んでいる場合は勝手に養生テープやフィルムを貼ることができない可能性があります。
風水害への対策を行う場合は、事前に管理に相談してみましょう。
家の周りを保全する
風水害の発生に備えて、家の周りの保全もしっかり行っておきましょう。
やっておきたい保全作業は、以下の通りです。
雨戸や屋根の修理
風に飛ばされそうなものを屋内に取り込むか固定する
プロパンガスのボンベをしっかり固定する
自宅の外壁のひび割れや亀裂を補強する
側溝や排水口を掃除する
まず、台風による強風によって窓ガラスが割れたり傷んだ屋根が破壊されて風で飛ばされる可能性があります。
窓ガラスが割れるのを防ぐためにも養生テープや飛散防止フィルムを貼って防ぎ、事前に屋根の状態を業者に確認してもらって修理してもらいましょう。
また、庭やベランダに置いているもので強風で飛ばされる可能性があるものは屋内にしまっておきます。
事前に片付けておかないと設置されていたものが強風で巻き上げられて飛ばされたり飛ばされた先の窓ガラスを割ったりしてしまう危険性があります。
ただし、どうしても取り込めない場合はブルーシートを被せて丈夫な紐で頑丈に縛りましょう。
自宅の外壁を確認して、ひび割れや亀裂があった場合は、その部分から雨水が侵入して雨漏りや外壁の劣化を引き起こしてしまいます。
したがって、早急に業者に依頼して修理してもらいましょう。
さらに、事前に側溝や排水口を掃除して落ち葉やゴミが溜まらないようにすることも大切です。大雨が降ってきたときに落ち葉やゴミと一緒に排水口に流れると、詰まって側溝や排水口が水没してしまう可能性があります。
遅かれ早かれ水没するうえに室内に浸水する可能性があるため、事前に掃除しましょう。
不要不急の外出はしない
台風や大雨などでさまざまな風水害が発生する可能性があるので、不要不急の外出はしないようにしましょう。
河川の氾濫や強風による飛来物によって流されたりケガをしたりするかもしれないため、風水害が発生する状況下で出歩くのは非常に危険です。
したがって、強風や大雨が強くなるほど外出するのはやめましょう。
3. まとめ
風水害対策はいつでもできるようにしておくのが理想的ですが、誰でもすぐに準備できるわけではありません。
気象情報をチェックして台風や大雨が降るかどうか確認してからでも遅くはないので、普段から気象情報を確認しておきましょう。
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